2022 ジャパンC 外国馬の血統

今年の日本馬は例年よりも実績がないので、外国馬にもチャンスがあるでしょうか?
出走する4頭の血統を自分なりに考察してみます。

過去3年のジャパンカップで馬券になった9頭のうち、5頭がディープインパクト産駒。
その母父はリファール系のアルザオですが、グランドグローリーの父オリンピックグローリーの母父がアルザオです。

グランドグローリーには、マキャベリアンの血も濃くあります。
昨年のジャパンCでも5着に入っており、日本の馬場に向いていると言ってよいでしょう。
マキャベリアンを母父に持つシュヴァルグランが2017年のジャパンC1着、ヴィクトワールピサも2010年に3着に入っています。

シムカミルは、ヌレイエフの奇跡の血量で、その血を濃く持っています。
ヌレイエフの直仔であるシアトリカルの産駒が1995年2着のヒシアマゾン。
逃げに定評があった中舘騎手を背に、追込の末脚が鋭い牝馬でした。

そのヒシアマゾンに勝って優勝したのが、ドイツ馬のアカテナンゴ産駒のランド。
主戦のマイケルロバーツ騎手は日本でも活躍しました。
ドイツ馬のテュネスはどうでしょうか?
こちらにもアカテナンゴの血が濃くあります。
また、父ギュイリアニの祖父ミスワキの産駒が1994年1着、マーベラスクラウン。
前年のレガシーワールドに続いて、2年連続でセン馬の優勝でした。

最後にオネスト。フランケル産駒はオークス馬ソウルスターリング。
アーバンシーの3×3の配合で、その父は上記のミスワキです。
ルメール騎手なので、外国馬の中では最も人気になりそうです。

グランドグローリーは引退レースでなのか、まったく人気がありませんが、今年の凱旋門賞でも5着に入っているので、買ってみようと思います。

過去5回の1~3着馬の血統から予想しています。父系、母系の血統、母の成績、兄姉の成績も分かりやすく表示しています。

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ジャパンC・過去5年の血統